Pages

2016-03-24

Ten Nights of Dreams by NATSUME Soseki – The Third Night


第三夜

こんな夢を見た。  
六つになる子供を負ってる。たしかに自分の子である。ただ不思議な事にはいつの間にか眼が潰れて、青坊主になっている。自分が御前の眼はいつ潰れたのかいと聞くと、なに昔からさと答えた。声は子供の声に相違ないが、言葉つきはまるで大人である。しかも対等だ。……


2 件のコメント:

  1. 第三夜は普通に怖いですよね。
    稲川さんの怖い話で、
    タクシー運転手が轢き逃げ事件の話をしながら、
    最後に「実は俺が犯人なんだ」と白状する話を思い出しました。

    それにしても漱石の文章は、
    特に夢十夜の文章は美しいと思います。

    返信削除
    返信
    1. 背中にいるというのが怖いですよね。
      あと7夜、完読まで気長におつきあいいただければ幸いです。

      削除