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2016-03-31

The Complete Haiku by Ryōkan, the Zen monk (21-40) /107


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同じくば花の下にて一とよ寝む
須磨寺の昔を問へば山桜
この宮や辛夷の花に散る桜
散桜残る桜も散る桜
誰れ聞けと真菰が原のぎやぎやし
真昼中真菰が原のぎやぎやし
人の皆ねぶたき時のぎやうぎやうし
かきつばた我れこの亭に酔ひにけり
真昼中ほろりほろりと芥子の花
鍋磨く音にまぎるる雨蛙

夏の夜やのみを数へて明かしけり
風鈴や竹を去事三四尺
涼しさを忘れまひぞや今年竹
鳰の巣のところがへする五月雨
さわぐ子の捕る知恵はなし初ほたる
青嵐吸物は白牡丹
凌霄花に小鳥のとまる門垣に
酔臥の宿はここか蓮の花
わが宿へ連れて行きたし蓮に鳥
雷をおそれぬ者はおろかなり


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